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2025年も忙しい春を乗り越えました! byミワコ

こんにちは!またまた美和子です。

6月ももう後半に入り、梅雨が来たかと思えば急に35度と猛暑の夏がやってきました。

5月は去年よりも涼しくて今年の夏の暑さは控えめなんかな〜と期待していましたが、

そんなこともなく汗ダラダラで仕事してます笑 

先週の畑帰りにあまりの暑さに耐えられず、川に入りました😆

いや〜もう冷たくて最高です!

川にダイブ!ミワコとマリー

そんなこんなで春のおぶぶの活動を振り返ろうと思いますのでお付き合いください!

少し1月のことも含めて、実は2025年から荒廃茶園を新しく管理することが決まりました!

茶畑は約100年の在来品種で和束の茶農家さんが2年前に管理を終えられ、

次の後継者がいないままお茶ジャングルとなりかけているところをおぶぶレスキュー登場!

すぐには収穫を行える状態では無いので、いったん中刈り(深く剪定すること)をしました。

同時におぶぶのメールマガジンで茶畑の新しい名前を皆さんから募集し、

投票の結果『いなりの茶畑』と決定しました!

実は茶畑の近くに小さな稲荷神社があるのでそこからつけられました。

名付け親は、おぶぶインターン生のルーデス(#131)!ありがとう^^

いなり神社中刈り アッキーさんとミワコ
1回目 中刈り終了!

同時進行で新しいインターン生のための部屋作りが開始!

なんと今年の春はインターン生が同時に7人も来てくれました!

過去最大人数です🤩

そのため部屋が足りず急ピッチで壁や天井、床の掃除、布団の確保などなど目まぐるしく作業を進めました。

ある日は天井の下地を貼り、壁を作り、新しい畳を受け取り、もちろん茶畑の春の準備をし、

もう昨日何をしていたか今週何をしていたか思い出せないくらい動きまくってました笑 

なんとかギリギリ新しい部屋も完成し、終わったーとおもたのも束の間、春の収穫が始まりました!!

杣田 かぶせ準備
新しい部屋完成!
畳屋さんから畳の搬送

今年は気温が少し低く最初の収穫は八十八夜の5月1日から。

私が収穫する青い森の茶畑は5月5日から収穫と製茶を始めました。

なかなか去年の感覚を思い出すのに時間がかかりましたが、なんとかいいものができたように思います。

青い森で作ったお茶は、ナチュラル煎茶・ナチュラル玉露になります!

この茶畑は、無肥料無施肥なので茶畑本来の自然エネルギーと熱いお茶の情熱がギュッと詰まったお茶です。

まだ飲んだことがない方はぜひぜひ飲んでみてください☺️

優しい甘みと渋みのバランスがとてもいいお茶になっています。

青い森 ナチュラル煎茶

週末はアッキーさんの茶畑に行って、収穫と製茶を学ぶことに集中した春でした。

たまーに収穫をさせてもらえました。

アッキーさんのとこの畑は傾斜がキツかったりカーブが多かったり難しい場所が多いですがいい経験でした。

製茶は主に蒸しと粗重機の部分の感覚を掴みたくて、

機械の設定や手で触ったお茶の感触を教えてもらいました。

なーーーんでこんなにいいお茶が作れるんでしょう?

まだまだ経験が足りないな〜と現実を受け入れ、

自分で製茶するときは色々な設定や時間を変えてみたりして、

後半になるにつれてだんだん上手く揉めるようになったと思います。

今年の出た課題を来年にいかしていきたいです!

なんせやっぱり煎茶を揉むのに魅力を感じているので、もっと色々やってみたいです。

天空の茶畑 煎茶収穫中
さえあかりの茶葉

煎茶終わり碾茶時期に突入!!!

今のお茶業界は抹茶抹茶抹茶で、とてつもないビック抹茶ブームが到来!

おぶぶもその影響をもろに受けています。

今年は碾茶の生産量を増やし、少しでも多くの方に抹茶をお届けできるように努力しています。

碾茶の生産量が多くなると煎茶の生産量が比例して減少傾向があり、製茶する頻度が減り少し寂しい感じはあります。

業界では煎茶や玉露を作っていたのを碾茶に移行して、煎茶や玉露や番茶を作る方が減っているようで、

逆に揉みのお茶はレアになっていくのでは?という噂もあるみたいです。

和束は昔から煎茶の生産地でもあるので、みなさんに少しでも煎茶の魅力もあたらめて感じていただくのもいいのかもしれません。

煎茶ブームもこないかな〜😆

ちなみにアッキーさんが純煎茶をもっと広めたい!という熱い思いから、

「純煎茶祭り」をいつかしたいと計画しています^^

インスタアカウントがあるのでそちらをチェックしてみてください。

乞うご期待!!!@junsencha_matsuri

水出し 碾茶と大地の煎茶
水出し せせらぎの煎茶

1番茶終われば、はぁ〜休憩や〜とはならず、すかさず次の準備!!

収穫終われば来年の春のことを考えていきます。

番茶ほかし、中刈り、ならしなどなどひたすらトリミングしていきます。

ちょうど梅雨真っ盛りだったのでみんなびしょびしょになりなが頑張りました。

中刈りをする理由は木の休息を促したり、背の高くなった台を落として収穫をしやすくしたり、

翌年の収穫量や品質が良くなったりとそんな意味合いがあります。

5月後半からは和束の茶畑の景色が緑色から茶色に変化していくので、木枯れてる?!

と心配になってしまいそうですが大丈夫です^^

なんと秋にはもう葉っぱが戻ってきます!

青い森も背の高いところがあって収穫しにくかったので、膝のとこらへんまで刈り落としました。

一番パワーのある中刈り機はなかなか重いので、腕の筋肉が鍛えられます。

私もムキムキになりました💪

中刈りするとだいぶスッキリするので気持ちいいです〜!

中刈り後のごこう棚茶畑
中刈りの機械が顔みたい / アッキーさんとミワコ
青い森の中刈り ミワコとカラ 撮影ジョージ

畑仕事ももちろん忙しかったですが、今年はとにかくツアーに参加しにおぶぶへ来てくれる方が多かったです!

桜シーズンの4月〜5月は大忙しで、連日マックスレベルでゲストをおもてなし。

30人の4時間ツアーにグループツアーが重なったりと大忙しでした。

特にアシスタントマネージャーとインターン生はたくさん動いて助けてくれましたし、

疲れている中笑顔で対応してる姿を見ると感謝の気持ちがいっぱいでした。

4月5月は、新茶の収穫ということもありインターン生の応募数も多く一番人気の時期です。

その分タフに柔軟に動いてもらうことになるので楽しさもありつつ踏ん張らなくてはいけない時期でもあります。

その分みんなの絆やチームワークは人一倍強くなったのではないかと感じています^^

本当にありがとう!お疲れ様でした!!

茶畑ツアー
2025年春のインターン生7名
品評会用手摘みイベント

というわけで、こんな感じの2025年春の様子でした!

途中いつもの茶摘みイベントや品評会の手摘みイベントもありもりもり盛りだくさんでしたが、

振り返ってみればよく頑張ったなとみんなに伝えたいです。

最後に!

おぶぶの新茶はもう飲みましたか??!

今年もとっても自信のある仕上がりになっています!

新茶ならではの爽やかでスッキリとした味わいをぜひ今の時期に飲んで欲しいです。

煎茶は熱湯でサッと出し、かぶせ煎茶や玉露は低めの温度で旨み出し、暑くなってきたので水出しや氷だしもおすすめです^^

新茶の購入は下のバナーからチェックできますので、ぜひお試しくださいいいい^^

またね〜!

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