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革新的なお茶の淹れ方 パート3!最終回!【コールドブリュー】

こちらのブログは2020年5月にインターンが英語で投稿したブログの翻訳です。

こんにちは、Giedreです。

革新的なお茶の淹れ方シリーズ最終回です。

最後は、3種類の【コールドブリュー】の方法を紹介します。

【コールドブリューとは?】

日本ではよく知られていますが、世界では徐々に注目され始めています。暑くて湿気の高い夏の健康的な飲み物としてだけでなく、日本茶の風味や品質を味わうのに最適な方法なのです。0~20℃の低温で抽出した緑茶は、カテキンやカフェインの水への抽出率が低いため、熱いお湯で抽出した緑茶よりも苦味や渋みが少ないのが特徴です。

また冷水で抽出した緑茶はアミノ酸(テアニン)が多く含まれるため、甘味やうま味のあるお茶になります。そこでおぶぶの特別なお茶である「天のしずく玉露」を使って3種類の水出しを試してみたところ、最も適したお茶が見つかりました。

【水出し】

水出し茶は、冷たい水を使い4〜6時間かけて抽出する方法です。一晩寝かせた茶葉を翌日に飲むという簡単な方法で、冷たく爽やかな飲み物を作ることができます。また、熱いお茶を淹れるときに使った茶葉を再利用することもできます。

普段でしたら煎茶やほうじ茶を使いますが、氷出し・水出しの比較をしやすくするため、玉露を使用しました。

水出しのお茶は350mlの水に対して、おぶぶの玉露を5g使用しました。和束町は水道水の水質がとても良いのでそれを使うことができましたが、ペットボトルの水や普通の水を沸騰させて冷ましたものを使うこともできますよ。

一晩冷蔵庫で寝かせ、翌朝絶品な玉露を楽しむことができました!写真でご覧いただけるように、液体の色はわずかに緑色で、小さな茶葉の毛が浮いています。香りは軽やかで甘く、草のような香りがします。味は通常の玉露の熱煎とはかなり違いますが、間違いなく美味しいです!軽いうまみと爽やかなキュウリの様な香り、そして最後に甘みがあり暑い夏の日には最高の一杯です☺!

【氷だし(氷の上にお茶)】

日本で発見されたもう一つのコールドブリューの方法は、氷の上にお茶を置く方法です。

急須で入れるのが一般的ですが、おぶぶではマティーニグラスを使い氷とお茶がゆっくりと溶けていく様子を楽しむことができます。見た目も美しいですね!ユーチューブ動画はこちら

玉露の氷出しには、2.5gのお茶と中サイズの氷を3個使いました。氷が完全に溶けるまで約2時間かかりましたが、待つだけの価値はありました!出来上がった玉露は、通常のお湯出し玉露とは全く違うものでした。色は少し濁った緑色で、香りは甘く茶葉の味は少し甘みとうま味のあるとてもさわやかなものでした。玉露好きにはたまらない一品です☺!

【氷出し(お茶の上に氷)】

これはコーヒーの世界から来たドリッパーを使用する方法です!

上部に氷または氷と冷水を混ぜたものを入れます。こちらの方法では、氷の水滴の速度を調整することができるドリッパーが付属されています(1〜2滴/秒のように速さを変化することができます。) 氷の水滴はお茶の味を抽出し、一滴ずつ下部に落ちお茶が溜まっていきます。このように「氷出し(氷の上にお茶)」とは異なり、長い時間をかけてお茶を淹れる方法です。水とお茶が触れる時間がかなり短くなるため、当然ながらお茶の風味も違ってきます。

アイスドリッパーの実験を行うために、私はすぐに手に入るもので即席のドリッパーを自作しました。上部に氷用の穴が3つあるセラミック製のV60ブリューワー、茶葉用のステンレス製コーンインフューザー、下部に紅茶用のケメックスを使用しました。この自作ドリッパーの唯一の欠点は、ドリップの速度を調整できないことでしたが、幸いにも固定速度で問題なくいい仕事をしてくれました。

淹れるのは玉露5gと中サイズの氷7個で、約80mlのアイスドリップ、玉露を淹れるのに約4.5時間かかりました。繰り返しになりますが、時間はかかりますが、それだけの価値があることは間違いありません!

アイスドリッパーは水と茶葉の接触が極端に少なくなるため、煎じた後の茶葉はまだ開ききっていない乾いた状態でした。お茶の液体は濃縮されており、今までのアイスブリューとは違った風味がありました。液体の色は透き通っていて、香りがありました。濃厚で強いうま味と同時に、バランスのとれた甘みのあるフレーバーで、とても楽しめました。

以上で【革新的なお茶の淹れ方シリーズ】のブログは終了です。

ご覧いただきありがとうございました!!

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【英語原文は、こちらから!!】

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