おぶぶについて

【事例報告】横浜隼人中学・高等学校さま京都スタディーツアー

この日は、一泊二日で横浜隼人高校の生徒さん11名のみなさまのスタディーツアーの受け入れを実施しました。

教育機関への出張講義は、ご縁をいただき実施しているのですが、和束にて、スタディーツアー受け入れというのは、おぶぶとしても初めての試みです!!

横浜隼人高校は、全校生徒約1900名(和束町民の半数を軽く超えてしまう生徒数という、その規模の大きさに驚きます。。)で、国際語科があったり、インターアクトクラブ(ロータリークラブにより提唱された12歳から18歳までの中・高校生のための国際感覚を養う社会奉仕クラブ )に加盟していたりなど、国際色の強い取り組みが盛んな高校です!

横浜隼人中学・高等学校HPはこちら→http://www.hayato.ed.jp

今回受け入れを実施した、京都スタディーツアーのテーマは大きく3つあり、

その1 、日本文化の中心であり、世界中からも注目が集まる「日本茶」について、実際に茶産地でその歴史や製法について学ぶということ

その2、 和束町という「限界集落」で日本の過疎の問題やまちづくりの課題や展望について見聞し考察すること

そしてその3 、世界中から日本の茶産地に日本茶を学びに来ている国際インターン生と、お茶をテーマに国際交流を行うことで、自国の文化について考えることでした。

まちづくりに興味があったり、地域の活性化に興味があったり、田舎で国際交流ができることに興味があったり、日本茶のこともっと知りたいと思っていたり、生徒のみなさん一人ひとり、自分の興味や関心に沿った目的を持って来てくれました。

夜行バスに揺られ、電車を乗り継ぎ、ローカルバスに乗りかえ、やっとの思いでたどり着いた場所は、見渡す限りお茶、お茶、お茶の町。

そんな和束にきて早速、実際私たちがインバウンド観光客向けに実施している2時間のティーツアーを体験してもらいました。

イギリス人スタッフのジョージと、同じくイギリス出身のインターン生レベッカから、和束茶の歴史や摘み方、

製茶方法、そして淹れ方を英語で教わります。

参加してくれた生徒のみなさんも、海外の方から英語で日本の文化を学ぶという経験が新鮮で、衝撃を受けたようです。

その他にも、おぶぶ副代表マツより、おぶぶ茶苑を立ち上げ、現在に至るまでの軌跡や、インターン制度の取り組みについてなど様々な話(今回も話題もりもりディープな内容でしたが、私、個人的にもマツさんのお話は、ぶっ飛んでて、でもすごく魅力的で、自分では想像できない視点からの意見を聞けたりするので、大好きです!ぜひ多くの方に聞いていただきたい!)を聞いたり、

和束町社会福祉協議会、事務局長の山下貴志さまより、和束町について、和束が直面している少子高齢化問題をはじめとする課題ついて、現状と今までの取り組みなどの、お話を伺ったり、

そして私からも、おぶぶでインターンをすることになったきっかけ話、インターン後のトビタテ留学について、そして新卒として田舎のベンチャー企業で働くことについてなどなど、微力ながら私の体験談をお話させていただきました。

日本の若い世代の人にもっと日本茶、そして日本に興味を持ってもらいたいという思いがあるので、このような形で、高校生に自分の体験をお話させていただく機会をいただけたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

日本茶だけに限らず、自分の好きなこと、興味のあること、について少しでも考えるきっかけになっていれば幸いです。

そして研修2日目は、おぶぶ代表、茶農家アッキーをお迎えし、茶摘体験と製茶体験、そして出来上がったお茶の試飲と2日間の振り返り発表会をして、プログラムを終えました。

自分たちの作ったお茶を飲みながら、、思ってたより苦い!!!2煎目のが好き!私たちのお茶が一番美味しい!!

これは濃く淹れすぎた!お茶の色が全部違う!やっぱりインターン生が作ったやつは美味しい!などなどいろんな意見が飛び交う時間は、お茶好きにはたまらない瞬間ですね!!!

振り返りの感想を聞いていると、2日間という短い間ではありましたが、生徒のみなさん一人ひとり、それぞれ感じることがあったようで嬉しいです。

中でも、日本茶が学びたくて世界中からここ和束で3ヶ月を過ごすインターン生と交流したことで、日本茶について、日本文化について、また田舎での働き方について、普段とは違った視点からたくさん吸収してくれたように思います。

私自身、インターン生として2年前に初めて和束にやってきた時は、こんな田舎に本当に外国人を受け入れてる場所があるのだろうか・・・と不安いっぱいでした。そしておぶぶについた途端、漂う空気感が違うことに戸惑いながらも、チャイムを鳴らすと、そこにいたのはベルギー出身のクレモンとアメリカ出身のアレグラ。そして当たり前のように急須で温かいほうじ茶を淹れ、出迎えてくれました。そして、「これはほうじ茶だから高温でさっと淹れると香りが立って良いし、日本では最初にお客様に出すお茶として良く飲まれてるのー」(のようなニュアンスのことを英語でペラペラと教えてくれたんだと思います。当時は英語が早くてほぼ分からず。)と言われた時は、とっても衝撃だったなあと、そんなことを思い出しました。

今回、研修に参加してくれた隼人生のみなさんのように、実際に自分の目で耳で足で、見たこと聞いたこと感じたことは必ず、大きな学びになると思います。

みなさんの将来に大きな、大きな幸と、少しの日本茶があること、インターン生、スタッフ一同、心から願っております。

最後になりましたが、今回のスタディーツアーを受け入れるにあたり、そのきっかけとなり架け橋となってくださった茶畑オーナーの杉本崇さま、そしてツアーの内容や運営等総合的に計画し、引率してくださった、同じく茶畑オーナーの中野卓弥先生、本当にありがとうございました。

今後はこのようなスタディーツアーも、国内外問わず、積極的に受け入れていきたいと思いますので、お気軽にobubu@obubu.comまでお問い合わせくださいませ。。。

続報あります!こちらの記事もぜひ。

この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile

Moe
Moe
国際インターン生№67
兵庫県豊岡市出身
笑顔が素敵な 
日本茶アドバイザー

全てのおぶぶ茶苑の業務をサポートしつつ
Intern coordinator
Tea tourism部門 担当 
日本語通信販売部門 担当
をしています!

趣味 お一人様ギター 柔軟体操

アッキーの前スペシャル 
アシスタントファーマーこんちゃんの中学時代からの親友
テニスでダブルス組んでました!
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