おぶぶについて

Happy Tea Week by Yuna

「Let’s enjoy today!」
これは、おぶぶのみんなが一日を気持ちよくスタートするための合言葉です。

こんにちは!東京から来ましたユナです。

私は日本人向けの短期インターンシップに応募して、おぶぶにやってきました。

5日間という短い期間でしたが、おぶぶは想像以上の出会いや学び、そしてお茶との濃い時間をプレゼントしてくれました。このブログでは、おぶぶでの生活を通して特に印象に残った出来事や感じたことを紹介したいと思います。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです 🙂

✳︎ おぶぶを選んだきっかけ

まずは、私がお茶に興味を持った理由と、おぶぶに来たきっかけについてお話しします。

私は22歳の大学4年生で、夏休みを利用して短期インターンに参加しました。

本当は収穫時期に参加したかったのですが、大学の授業の都合で収穫の終わり頃の参加となりました。

私がお茶に興味を持ったきっかけは二つあります。

一つ目は「健康」です。

抹茶にはカテキンやテアニンなどの成分が含まれていることを知り、飲む機会が増えました。東京では抹茶ブームもあり、抹茶カフェ巡りが趣味になっていきました。

二つ目は「祖母との思い出」です。

小学生の頃は祖母の家で暮らしており、毎食後に急須で淹れたお茶を一緒に飲む時間が楽しみでした。

今でも実家へ帰ると、その時間を楽しみにしています。

お茶を飲むうちに、「味を楽しむだけではなく、その背景も知りたい」と思うようになりました。

どのように育てられ、作られ、誰が関わっているのかを知れば、一杯のお茶をもっと大切に味わえるのではないかと思ったことがおぶぶに来た理由です。

✳︎ おぶぶへの道のり

人生で初めて夜行バスに乗り、東京から約12時間かけておぶぶへ向かいました。

京都駅まではまだ都会の雰囲気が残っていましたが、木津駅を過ぎる頃から景色は山々へと変わり、時間がゆっくり流れるような感覚になりました。

途中で電車を乗り間違え、到着が1時間遅れるハプニングもありましたが、それも今では良い思い出です。

都会での生活に少し疲れていた私にとって、和束の自然は心を落ち着かせ、新しい一歩を踏み出す場所になりました。

✳︎ ほうじ茶ハウスでの生活

私が5日間過ごしたのは「ほうじ茶ハウス」でした。

到着するとDavid DJがハウスを案内してくれ、個性豊かなメンバーが温かく迎えてくれました。

メンバーは、チェロが弾けて歩くお茶辞典のChong jun、音楽の才能があってみんなから人気者のLeeSong、チイカワ(日本のキャラクターの名前)が好きで、1日だけ名前がケビンになってしまった(私が名前を呼び間違えたから)David、笑顔が可愛くて美味しいものしか作れないMonica、5日間で一番食事を一緒にして、気配り上手なDonovan。

毎朝、部屋の窓から見える朝日に照らされた茶畑の景色と、5日間ずっと支えてくれたハウスメンバーの存在は、きっと忘れないと思います。

✳︎ 印象に残っている体験

・ファーミング

初日と4日目の朝に茶畑へ行きました。

4日目は朝7時に集合し、トラックで茶畑へ向かいました。

実は子どもの頃からトラックの荷台に乗ることが夢だったので、おぶぶでその夢まで叶いました(笑)。

茶畑ではアッキーさんのもとで、Monica、Marenと一緒に雑草取りや茶畑の管理を行いました。

JTBで学んだ農業の知識を実際に体験でき、日本茶がどのように生産されて私たちのもとへ届くのかを肌で感じられた、とても貴重な時間でした。

・プレゼンテーション

2日目の午後には、おぶぶに来た理由やお茶への興味について英語でプレゼンテーションを行いました。

全て英語だったため緊張しましたが、スタッフやインターン生のみんなが温かくサポートしてくれたおかげで無事に終えることができました。事前に準備を進めていたことで自分の考えも整理でき、おぶぶのみんなと共有できたことが嬉しかったです。

・JTB

JTBでは、「お茶の製造工程」「お茶の成分」「農業」の3つについて学びました。

製造工程では、蒸す・揉む・乾燥といった工程によって味や香りが生まれることや、抹茶は遮光栽培した碾茶を石臼で挽いて作られることを知り、日本茶づくりの奥深さを実感しました。

成分については、カテキン・テアニン・カフェインの働きを学びました。

特に、テアニンが日光によってカテキンへ変化することや、栽培方法によって味や成分が変わることが印象的でした。また、お茶は健康に良いだけではなく、成分を理解した上で適量を楽しむことの大切さも学びました。

農業の授業では、品種選びや剪定には収穫量だけでなく、気候への適応や病気への強さなども考慮されていることを学びました。普段何気なく飲んでいる一杯のお茶には、多くの研究や技術、生産者の努力が詰まっていることを改めて実感しました。

✳︎おぶぶが教えてくれたこと

おぶぶでの5日間を通して、私のお茶に対する考え方は大きく変わりました。

おぶぶに来る前の私は、多くの日本の若者と同じように、抹茶を「健康に良いもの」や「流行しているもの」として楽しんでいました。しかし、おぶぶで過ごした時間を通して、日本茶の価値はそれだけではないことを知りました。

茶葉にはそれぞれ品種や産地ごとの個性があり、一杯のお茶ができるまでには、生産者の方々の努力や長年培われてきた技術、そして文化や歴史が詰まっています。普段何気なく飲んでいる一杯のお茶の背景には、多くの人の想いや物語があることを学びました。

また、生産者と消費者をつなぎ、日本茶の魅力を伝える人の存在もとても重要だと感じました。

お茶を販売するだけでなく、その背景にある文化や歴史、生産者の想いを伝えることで、一杯のお茶の価値をより深く感じてもらえるのではないかと思います。

今回のインターンで特に印象に残っている言葉があります。

ヒロさんがおっしゃっていた「抹茶は飲料ではなく、フレーバーとして売れた」という言葉です。

そして、私自身が強く感じたことがあります。

流行りに乗ることは簡単だけど、伝統を受け継ぐことは簡単ではありません。今の抹茶ブームは、日本茶に興味を持ってもらう素晴らしい機会だと思います。しかし、その人気が抹茶だけで終わってしまうのは、とてももったいないと感じました。

抹茶をきっかけに、煎茶や玉露、ほうじ茶などさまざまな日本茶や、それらを育てている生産者にも興味を持つ人が増えてほしい。そして、お茶の背景にある文化や歴史、ストーリーまで知る人が増えることで、日本茶の魅力がこれからも次の世代へ受け継がれていくことを願っています。

私にとって、おぶぶでの5日間は、お茶について学ぶだけでなく、日本茶の見方そのものが変わる特別な時間でした。

和束で過ごした時間はほんのわずかでしたが、その短い時間の中に、たくさんの学びと出会い、そして忘れられない思い出が詰まっています。

ありがとう おぶぶ
ありがとう 和束

そして、この経験に関わってくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。

Yuna

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