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【授業】小学6年生、和束茶を学ぶ。


小学6年生、抹茶を点てる!

この日は、地元小学6年生を相手にお茶の授業をさせていただきました。

この日お茶の授業をさせていただいたのは、京都・和束(わづか)のおとなり、木津川市立 南加茂台(ながもだい)小学校の小学6年生のクラス。

6年1組と2組の2クラスで、和束茶の授業をさせていただきました。


茶がらのおひたしを試食するみよし先生

そもそも今回のお話は、ちょうどこの時期、6年生のみんなが学ぶ日本の歴史に室町幕府(西暦1400年くらい)のあたりにさしかかり、その中で「喫茶の文化」の話が出てくるからとのこと。

おとなりの木津川市にせよ、和束にせよ、日本を代表する茶産地。

なので、ここでぜひとも子どもたちに地元のお茶を知ってほしい!という、1組担任のみよし先生の熱い想いにお答えして、今回の授業が実現しました。

▼みよし先生との事前の打合せのようす。
地元小学校でお茶の授業!?


はたして小学生にお茶はウケるのか!?

そして、授業本番・・・・・・。

果たして、小学6年生にお茶はウケるのか?
かなり不安な気持ちで本番にのぞみました。

「このなかでお茶を飲んだことがある人いますか?」

の質問からスタート!(さすがに全員の手があがりましたね(笑)。)


家庭科教室を歩き回ってのお茶講義

「好きなお茶は、なに?」(麦茶が多かった。)
「和束は知っているか?」(さすがとなり町、だいたい知ってた。)
「親は茶農家か?」(新興住宅地の小学校なので、これはゼロでした。)
「おぶぶって聞いたことある?」(これは意外にゼロ。。。涙)
「日本一お茶を作っているところは?」
「日本一高いお茶は、おいくら?」

などなど、たくさんの質問を浴びせながら、ほうじ茶、かぶせ煎茶、抹茶を飲んでもらいました。


目の前でお茶をいれる!

かぶせ茶は、ぬるま湯で出した一煎目、そして熱湯出しの二,三煎目。
それから最後には、茶がらのおひたしも堪能してもらいました。


お茶がらのおひたしは、おどろくほど人気!

小学生には、かぶせ茶のあまく濃ゆい味わいは、評価の分かれるところでしたが、茶がらのおひたしは、今日もゼッコーチョーの大人気♪

ふだんから、子どもたちに大人気の茶がらのおひたしですが、今日もその人気は変わることがありませんでした。(思うに、茶がらに含まれる栄養成分は、人間のカラダ、特に子どもたちに必要なのかもしれませんね。)


生まれて初めて抹茶を点てる子も。

そして、抹茶。

今回、4~5人のグループごとに抹茶を自分たちで点ててもらうことにしてみました。

子どもたちは、カラダを動かすことが大好き。
茶せんの持ち方を教えている瞬間は、私語をする子は誰もいませんでした。(これが一番びっくりした。)


抹茶を飲む、お茶っこ。

抹茶の味わいは、ちょっと大人すぎるかなー?なんて心配しましたが、意外と人気♪


この笑顔!^v^

という感じで、終ってみるとあっという間の45分間。

たまたまかもしれませんが、ここ京都の茶産地で生まれ育ったみんな。少しでもお茶のことに興味を持ってくれたら、これほどうれしいことはありません。

この中から、将来お茶を目指す子がいたら、本当に面白いですよね!


森山校長先生とご一緒に。

今回の貴重な機会を作ってくださった、みよし先生、辻先生、そして森山校長先生。
本当にありがとうございました!!

また、なにかの機会で、お茶がいるときにはいつでもおっしゃってくださいね!^v^


6年1組のみんなと。

6年2組のみんなと。

  ▼うれしい感想たち。

後日、みよし先生が、授業を受けた6年生のみんなの感想を持ってきてくださいました。

▼小学6年生がくれた、うれしい感想
「お茶ってすごいんだなと思いました。」

▼南加茂台小学校のブログでもご紹介頂きました。
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