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【茶畑視察】その4.ボルケーノ・ワイナリーの茶畑視察レポート


キラウェア火山に近い
ボルケーノ・ワイナリー(Volcano Winery)

この日は、ハワイ島ボルケーノでお茶を育てているワイナリー、ボルケーノ・ワイナリー(Volcano Winery)の茶畑を視察いたしました。

ボルケーノワイナリーがあるのは、ボルケーノ・ヴィレッジから見るとひと山くらい西側にあるそうで、ボルケーノに比べるとかなり雨が少ないそうです。

ここの茶畑はまだ開かれて、間もないので、まだ小さいです。


これがティーワイン。
ちなみに1本36ドル!

そしてここでは、お茶から抽出した成分を入れた、ティーワインも販売されていました。

このティーワインは、マカダミアンナッツの蜂蜜から作ったハニーワインに紅茶抽出成分を入れたものだそうです。

渋みがきいてて、普通のワインにはない風味。



東西方向に植えられた茶畑。
1列で植えてあるので、横幅がせまい。

この茶畑は、山の斜面に沿って植えるのではなく、東西方向に植えてあります。日本では山の斜面の高さにそって植えるので、等高線状に茶畑の畝が並ぶのが一般的。

これは、木の南北両側に均等にできるだけ均等に日が当たるようにするための配慮だそうで、ブドウの木を植える際の考え方だそうです。

そして、ボルケーノ・ワイナリーのあるこの場所は、キラウェア火山により近いこともあり、噴火ガスの影響で近くの木が枯れていました。



火山ガスで立ち枯れしたコアの幼木。
2週間前の風で枯れたそうです。

この年は、通常の風向きと逆向きの風が吹いていたらしく、火山ガスに含まれる硫化物の影響だそうです。

しかしお茶は、それらのガスに強いらしく、影響はほとんど見受けられませんでした。

ボルケーノで茶作りをするということは、火山の影響も考えていかなければならないというのは、今まで考えたこともないことだったので、非常に興味深かったです。



ブドウ畑と茶畑を管理するアレックスさんと。
後ろに見えるのがマウナロア山。

それだけにほかとは違うなにか新しい成分や味わいなど(東方美人茶のような・・・)が、期待できるかもしれません。

茶畑を見せてくださったAlex(アレックス)さん、アテンドしてくださったエバさん、美里さん、ありがとうございました!!

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